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地上文字制作

  • Feb 4, 2018
  • 2 min read

 事務所近くには、平安奈良時代の役所跡である平沢官衙遺跡があり、季節ごとに場所に合った催し物が開催されています。1月は、「芝焼き」が恒例行事となっていて、芝を焼いて文字部分を残すというイベントです。私も企画や準備に参加させていただいてまして、言葉選びから文字描き作業まで参加いたしました。1月最後の土曜日開催予定でしたが、この週は記録的大雪・・・。雪の前に下書きの準備をしたのですが、結局1週間後に延期することに。

文字の下書き。メンバーの方が書いてくれた設計図を元に一文字3名のチームにて、文字の輪郭をなぞり、文字部分は、燃えないよう、芝を刈ります。 1週間延期で、2月の開催となり、週頭はよく晴れ、芝生も乾いてきましたが、週末にまた雪・・・。

これでは、燃えないということで、急遽、文字部分を染めることに。染める塗料は、ゴルフ場のグリーンで使用されている緑の染料。私はゴルフをやらないので、全く発想にありませんでした。ナイスアイデア!!

畑や田で使用する散布機に塗料を入れて、文字部分を染めていきます。このような機械を持っている方が多いのも、農家さんが多い、この土地の強みだと思います。

散布すること、1時間程、文字が浮かび上がりました。今年は、地元の北条小学校が統合により、最後の年となることで、「新しい小学校で新しい友達ができるように」との願いを込めて、「ともだち」としました。 メンバーそれぞれ、担当した文字の形について「〝と〟の曲線がいいよね〜」「〝ち〟もいいよね〜」などなど、褒め合い、称え合いました。誰でも、文字の形に共通の美意識を持っているものだなと実感しました。  「だ」チームの私としては、形が直線過ぎたなと反省しました。

 
 
 

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